今では日本全国に普及されているウォシュレット。しかしウォシュレット機能の中でも未だに「これは何に使うの?」とよく言われる機能があります。それが”ビデ”です。
男性には特に馴染みがないと思いますが、ウォシュレットの殆どにビデがついており、いったい何に使うのだろうと気になっていると思います。
普段ウォシュレット取り付けをさせて頂いてる際にもよくご質問頂いております。今回はウォシュレットに関するマメ知識として”ビデ”を取り上げたいと思います。
”ビデ”の原点と、その使い方について
そもそもビデはフランスで生まれた
”ビデ”はその昔、18世紀の初頭にフランスで発明されたものでした。初めは私たちが使っているような座って使用するものではなく、細長いタライに脚を付け、それに跨って手を使って局部を洗っていました。局部を洗うために跨っている姿が仔馬に乗っているような恰好をしていたので「ビデ(仔馬 = BIDET)」と呼ばれるようになったんですね。
使い方としては主に用を足した後、お尻や女性の局部を洗浄した他、足を洗ったりそのまま浸かって足湯にも利用されていました。
ビデはその使い勝手の良さで全世界で流行し、勿論日本でもビデは大正期にその姿のまま発売されましたが。ですが、日本人が当時ビデを使うことはほとんどありませんでした。
何故日本でビデは流行らなかったのか
日本人の文化と当時のビデは相性が悪かった
全世界では流行したビデですが、日本ではお国柄の関係でビデを受け入れられなかったようです。その理由とは、今の私たちにも納得出来る内容のモノでした。
- 日本家庭のトイレにはビデを置くスペースがなかった
- 「手で局部を洗う」という習慣が日本にはなかった
どちらとも今の日本でも当てはまりますよね。島国である日本には海外とは違い家の面積が狭く、特にトイレやお風呂は部屋を少しでも広くする為に削られる場所です。ビデを置く場所自体が存在しなかったんです。更に綺麗好きな日本人が用を足した後のお尻・局部を手で洗うのはどうしても受け入れられなかったでしょう。日本では当然の理由でビデは日本で全く流行りませんでした。
現在の日本における”ビデ”
ウォシュレットの誕生によって普及した”ビデ”
日本でビデが普及したきっかけになったのは1980年、後のTOTOとなる東陶機器がウォシュレットを販売したことが始まりでした。当時大流行したCMのキャッチコピー「おしりだって洗ってほしい」が流行に火をつけて瞬く間に広く知れ渡ることとなりました。そしてウォシュレットにビデと同様の洗浄機能を導入したことにより、日本で流行しなかった原因であるトイレスペースと手で洗うという問題を同時に解決することが出来たのです。
こうして日本でビデが当たり前のようにウォシュレット機能の一つとして備わり、TOTO製のウォシュレットだけでなくLIXILのシャワートイレ、Panasonicのビューティートワレにも導入されています。使う人々がより快適なトイレ空間を過ごせるように、日本のウォシュレットは日々進化しております。
そんなウォシュレットで素敵なトイレ体験を味わいたい方は、是非弊社にウォシュレットの取り付けをお任せください!
『ウォシュレット取り付け屋さん』はウォシュレット取り付けを専門で行っているサービスです。
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