皆様はウォシュレットは日本でしか浸透していない、というのはご存知でしょうか？ 過去の記事で何度か取り上げましたが、海外ではウォシュレットへの関心が低いのです。何故かというと『トイレは排泄するだけの場所』というイメージが強く、トイレでも快適な空間にしたいという思いが少ないのです。 故に海外から来日された方は日本のウォシュレットに驚き、「トイレ大国日本」という異名が流行っているのです。
しかし、2017年はウォシュレットがいよいよ海外に進出するかもしれません。その根拠となるデータは、TOTO製品の世界売り上げが2倍以上に増えたからなんです。
今こそ世界にウォシュレットを！海外で注目されるTOTO
何故TOTO製品の売り上げが倍以上に増えたのか？
日本のウォシュレットが何故海外成績が良くなったのか。大きな要因となっているのは中国での売り上げです。TOTOの中国市場はここ数年は増加の一途を辿り、30%～40%も成長しています。
TOTOが海外での売り上げを着実に伸ばし、これまで思うように浸透していなかった温水洗浄便座「ウォッシュレット」の販売が2016年度第2四半期(10月末)でみると、12年同期と比較して2.5倍伸び、世界市場に向けて本格的な普及期を迎えようとしている。 1990年代の初めから現地で販売をスタートし、ウォシュレットを使う経験した中国人観光客の購入が、中国国内や日本で増えたことなどで都市部を中心に徐々に浸透している。インバウンド(外国人観光客)が伸びたことが普及する上でプラスになっているといえる。今年創立100周年を迎える同社は一段とグローバル戦略を強化する方針だ。
引用元：中国でウォシュレットがウケる理由
URL：https://news.nifty.com/article/magazine/12210-20170131-8784/
なんと中国の売上高は600億円を超えているという、まさに中国が重要拠点となっているのです。中国で日本のウォシュレットが流行る理由の一つには「中国は高級品を好む」という中国独自の性質があるようで、メイドインジャパンは付加価値が高く同業者よりも一歩抜きんでているようです。
日本製のウォシュレットが流行る理由は購入後の対応にも
ウォシュレットを購入するまではいいとして、問題はその後にも続きます。それは「ウォシュレットの取り付け」です。説明書が付いていても取り付けが上手く行かず、海外の業者では対応できない場合もあります。そんな状況にもTOTOは対応し、中国でのウォシュレット取り付けを実現できるんです。
中国では主要都市ではウォシュレットを取り付けてくれるネットワークができているため「中国人が日本に旅行して、ウォシュレットを買って帰っても、TOTOの販売店に頼めば取り付けてくれる。こうした地道な努力を重ねることにより徐々に普及してきている」と話す。
引用元：中国でウォシュレットがウケる理由
URL：https://news.nifty.com/article/magazine/12210-20170131-8784/2
2017年は「トイレ大国日本」の誇る技術が世界に広まる年になるかもしれませんね。
『ウォシュレット取り付け屋さん』はウォシュレット取り付けを専門で行っているサービスです。
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